『人を賢くする道具 ――インタフェース・デザインの認知科学 (ちくま学芸文庫)』
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機械中心ではなく、人間中心のデザインへ。数値のグラフ化や商品陳列棚、航空機コックピットの設計等を例に、認知とデザインの関係をとく先駆的名著。
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機械のためではない、人間のためのデザインへ。数値のグラフ化やアラビア数字、商品の陳列棚、航空機のコックピットなど豊富な事例から、アーティファクト(人工物)が人の認知にどう作用するか、認知を助けるデザインとはどんなものかをわかりやすく説く。「人間の代わりに環境が記憶してくれる」「機械で問題を解決できるのではないか、という問い立ては間違っている」など、本書は人とモノと社会の関係を根本から再考し、読むたびに新たな発見をもたらしてくれる。ベストセラー『誰のためのデザイン?』の著者による「人間中心デザイン」論。研究者だけでなく、開発、デザインに関わる人の必携書!
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「人間」がわかれば、デザインが変わる
ベストセラー『誰のためのデザイン?』の著者が明かす、あたりまえだけど気づかなかったこと
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【目次】
第1章 人間中心のテクノロジー
第2章 世界を体験する
第3章 表現のもつパワー
第4章 アーティファクトを人間に適合させる
第5章 人間の心
第6章 分散された認知
第7章 ものには、それが収まるべき場所がある
第8章 未来を予言する
第9章 ソフト・テクノロジーとハード・テクノロジー
第10章 テクノロジーは中立ではない
“注目して欲しいのだが、簡単そうに見え、自動的な専門家の体験的行動の裏には、そこに至るまでの長年の大変な努力があるのだ。さらに、熟練行動には絶えず再調整が必要なのである”
“最適の形式というものはタスクに依存しているわけだから、すべての目的に適した、たった一つの表現などないのである”
“われわれに必要なのは、過去の統計や事例が対話的に使える豊富なデータベースをもち、それを意思決定の際に自動的に利用させてくれる機械である”
"身体性を離れた知は、豊穣な情報源を奪い取られているのである"